2007年 03月 25日
オキナワ2日目 首里~栄町~ひめゆり |
目が覚めたのは6時頃。気が付いたら服を着たままホテルのベットで寝ていた。なんとか無事にホテルに辿り着けたようだ。が、かなり二日酔いなので、服を脱ぎ捨てて(寝る時はいつもマッパなので)再び二度寝に入る。
次に目が覚めたのは9時過ぎ。まだ酒が残っている。二日酔いなんて何年振りだろう。この気だるい感じも悪くないなぁ。横になりながら携帯カメラの写真をチェックしていたら、覚えのない写真が残っていた。バーエロスを出てから、どこかの食堂に入って何かを食べた様だが全く記憶に無い。写真の感じでは「ちゃんぽん」の様だ。沖縄のちゃんぽんは、ご飯の上に野菜炒めが乗っているシロモノで、長崎ちゃんぽんとはちょっと違っていている。
記憶が飛んだ後の行動の手がかりはこれだけ。ちゃんぽん以外にも何か飲み食いをしたかもしれないが、全く憶えていない。この二日酔いの感じだと、酒も呑んでいるかもしれないが確かめる術は無い。
昼間の予定は何も無いので、ダメダメ気分で朝食も食べずに昼過ぎまでベッドで過ごす。
1時を過ぎた頃にやっと酒が抜けて復活してきたので、ちょっと散歩に出ることにする。
国際通りまで出てみると、歩行者天国「ドランジット・モール」を実施中。沖映通りとのT字路のスクランブル交差点では女の子が路上ライブをやっていた。
昼食はお腹にやさしい物が食べたくて、市場通りの丸市ミート2階のベトナム料理屋「DOA」に入る。
ホールの女性のアオザイ姿に見とれながら、フォーとゴイクンのセットを食べて、食後のベトナム茶とあずきデザートを楽しむ頃には完全に復活をしていた。
国際通りに戻って、日頃は歩けない車道の真ん中を歩く。「クィクリー」でタピオカ入りココナッツミルクティーを買って飲みながら県庁前駅まで歩き、ゆいレールに乗って首里に向かう。
日曜日なので団体観光客が多い。首里の町を散策するだけのつもりだったが、団体さんに押されるように首里城の中に入る。6年振りだが、中は全然変わっていないのでサクッと観光して外に出て、首里の町を散策する。金城町の石畳の坂道を下ってぐるっと一周してから、ゆいレールで安里に向かう。
夜はドキュメンタリー映画「ひめゆり」を観る予定なので、その前に安里駅近くの栄町市場に行く。栄町市場は「ひめゆり学徒隊」に招集された「県立第一高女」があった場所で、今も市場の一角にひめゆり同窓会の事務所がある。
日曜日の夕方はほとんどの店のシャッターが閉まっているが、その路地の一角に店を構える「生活の柄」がある。沖縄の詩人「山之口貘」の詩に、亡くなったフォークシンガー「高田渡」が曲をつけて歌った名曲があるが、その曲名から名付けた店。中には女の子しかおらず、店主は買い物に出ているので料理は戻るまで出せないとの事なので、オリオン生を呑みながら帰りを待つ。程なく店主が戻ったので、魚介のトマトソースパスタとミーバイのバター焼きを注文する。1階は小さなカウンターだけの居酒屋みたいな造りだが、本格的なイタリアンを出す店。目の前で調理された料理は美味しく、特にミーバイにかかったソースが美味しい。
食べ終えた頃に、そろそろ映画の時間が近づいてきたので、桜坂劇場に向かうことにする。
映画は重かった。過剰な演出は何も無く、240人中211人が亡くなったという、ひめゆり学徒隊の生存者のオバア達の証言を綴るだけ。しかし、本物の証言はとてつもなく重い。
上映後、柴田監督がスクリーン脇に立って、深々と頭を下げてこの映画への思いを訥々と語り出した。ぜひ多くの人に観てもらい、それぞれが自分の頭で考えて欲しいと切に思う。
気分直しに若い女性の歌が聴きたくなり、「ライブ&居酒屋 金城」に入る。今日の出演者は3人組の女性ユニット「coi-na」。CDも出していて、沖縄では結構人気があるらしい。3回公演の最終回に間に合い、泡盛を呑みながらライブを楽しみ、最後はお約束のカチャーシューを踊ってお開き。
ホテルに戻る途中でスタバの前を通り、今日はまだコーヒーを飲んでいなかったことに気が付く。コーヒーを飲みながら、国際通りを行きかう人を眺め、ひめゆりのオバア達の重い言葉を反芻していた。
次に目が覚めたのは9時過ぎ。まだ酒が残っている。二日酔いなんて何年振りだろう。この気だるい感じも悪くないなぁ。横になりながら携帯カメラの写真をチェックしていたら、覚えのない写真が残っていた。バーエロスを出てから、どこかの食堂に入って何かを食べた様だが全く記憶に無い。写真の感じでは「ちゃんぽん」の様だ。沖縄のちゃんぽんは、ご飯の上に野菜炒めが乗っているシロモノで、長崎ちゃんぽんとはちょっと違っていている。
記憶が飛んだ後の行動の手がかりはこれだけ。ちゃんぽん以外にも何か飲み食いをしたかもしれないが、全く憶えていない。この二日酔いの感じだと、酒も呑んでいるかもしれないが確かめる術は無い。
昼間の予定は何も無いので、ダメダメ気分で朝食も食べずに昼過ぎまでベッドで過ごす。
1時を過ぎた頃にやっと酒が抜けて復活してきたので、ちょっと散歩に出ることにする。
国際通りまで出てみると、歩行者天国「ドランジット・モール」を実施中。沖映通りとのT字路のスクランブル交差点では女の子が路上ライブをやっていた。
昼食はお腹にやさしい物が食べたくて、市場通りの丸市ミート2階のベトナム料理屋「DOA」に入る。
ホールの女性のアオザイ姿に見とれながら、フォーとゴイクンのセットを食べて、食後のベトナム茶とあずきデザートを楽しむ頃には完全に復活をしていた。
国際通りに戻って、日頃は歩けない車道の真ん中を歩く。「クィクリー」でタピオカ入りココナッツミルクティーを買って飲みながら県庁前駅まで歩き、ゆいレールに乗って首里に向かう。
日曜日なので団体観光客が多い。首里の町を散策するだけのつもりだったが、団体さんに押されるように首里城の中に入る。6年振りだが、中は全然変わっていないのでサクッと観光して外に出て、首里の町を散策する。金城町の石畳の坂道を下ってぐるっと一周してから、ゆいレールで安里に向かう。
夜はドキュメンタリー映画「ひめゆり」を観る予定なので、その前に安里駅近くの栄町市場に行く。栄町市場は「ひめゆり学徒隊」に招集された「県立第一高女」があった場所で、今も市場の一角にひめゆり同窓会の事務所がある。
日曜日の夕方はほとんどの店のシャッターが閉まっているが、その路地の一角に店を構える「生活の柄」がある。沖縄の詩人「山之口貘」の詩に、亡くなったフォークシンガー「高田渡」が曲をつけて歌った名曲があるが、その曲名から名付けた店。中には女の子しかおらず、店主は買い物に出ているので料理は戻るまで出せないとの事なので、オリオン生を呑みながら帰りを待つ。程なく店主が戻ったので、魚介のトマトソースパスタとミーバイのバター焼きを注文する。1階は小さなカウンターだけの居酒屋みたいな造りだが、本格的なイタリアンを出す店。目の前で調理された料理は美味しく、特にミーバイにかかったソースが美味しい。
食べ終えた頃に、そろそろ映画の時間が近づいてきたので、桜坂劇場に向かうことにする。
映画は重かった。過剰な演出は何も無く、240人中211人が亡くなったという、ひめゆり学徒隊の生存者のオバア達の証言を綴るだけ。しかし、本物の証言はとてつもなく重い。
上映後、柴田監督がスクリーン脇に立って、深々と頭を下げてこの映画への思いを訥々と語り出した。ぜひ多くの人に観てもらい、それぞれが自分の頭で考えて欲しいと切に思う。
気分直しに若い女性の歌が聴きたくなり、「ライブ&居酒屋 金城」に入る。今日の出演者は3人組の女性ユニット「coi-na」。CDも出していて、沖縄では結構人気があるらしい。3回公演の最終回に間に合い、泡盛を呑みながらライブを楽しみ、最後はお約束のカチャーシューを踊ってお開き。
ホテルに戻る途中でスタバの前を通り、今日はまだコーヒーを飲んでいなかったことに気が付く。コーヒーを飲みながら、国際通りを行きかう人を眺め、ひめゆりのオバア達の重い言葉を反芻していた。
by skubota7
| 2007-03-25 23:57
| オキナワ
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